リンパドレナージュの方法
リンパドレナージュの方法
リンパドレナージュは具体的に、どんな方法をとるのでしょうか。
リンパドレナージュとは、人の手だけをつかって、人体のなかにあるリンパ液の流れを促進していく、いわゆるマッサージをしていくことです。
これによって、停滞しがちとなっているリンパの流れ方を活性化させていき、その結果、人体に不要な物質や老廃物、毒素などを集め、排出しやすくしていきます。
さて、どんな施術にも効果のあがるやり方や施術の受け方がありますが、リンパドレナージュの場合、どんな効果的な方法があるのでしょうか。
最大の目的は、リンパ液の流れ方をよくすることなのですが、施術の前に流れを少しでも良くしておくことで、より効果をあげることが期待できます。
その方法とは、次のようなものがあります。
まず、「水分補給」です。
コップ1杯程度の常温以上の水を飲んでおくと、リンパ液のなかの濃度が薄まり、流れやすくなります。
すると、リンパの流れがよりスムースとなります。
次に、入浴やウォーキングです。
サロンなどで施術してもらうときには、出かける前に入浴やウォーキングなどの軽い運動をしておくことが効果的です。
リンパ管は筋肉を通してしか、刺激を与えられませんので、マッサージをすることで物理的に刺激を与えて、リンパ液を流していきます。
その施術前に、入浴やウォーキングをすれば、水圧や実際の運動によって筋肉を刺激するので、リンパ管のウォーミングアップとして最適です。
ウォーキングでなくても、ストレッチ体操でもよいでしょう。
もし、施術してくれるサロンなどで、オイルなどを塗ってくれない場合は、自分で持参していくか事前に塗っておくことをおすすめします。
リンパ管は皮膚のすぐ下を通っていますので、強い刺激はリンパだけでなく、お肌にも負担がかかります。
無理に力がかかると、お肌ばかりか、リンパ管が腫れることもあります。
これでは、効果半減どころか、逆効果となりますので、お肌への負担の軽減は、リンパへの思いやりと考えて、スタッフさんに遠慮なく相談しましょう。
たいていは、サロンでの施術ならば、皮膚の保湿や保護のためにオイルなどを塗布してくれるのですが、もしかすると店によっては独自のルールがあるかもしれません。
オイルなどを塗布してくれるのかどうか、もし店側から何もいわれないようであれば、カウンセリングのときに確認しておくとよいでしょう。