リンパドレナージュはリフレクソロジーやロミロミと何が違う
リフレクソロジーとの違い
リンパドレナージュとほかの施術法との違いはどこにあるのでしょうか。
まずは、リフレクソロジーとの違いから見ていきましょう。
「リフレクソロジー」とは、アメリカの医師であったウィリアム・フィッツジェラルド氏が発見したセラピーです。
彼は、足裏と掌には身体の痛みや不調の緩和につながるゾーンがあるとして、フットチャートを作りました。
つまり、このフットチャートにそって足裏や掌の特定部分を刺激することで、それに呼応した箇所の痛みや不調を緩和できるわけです。
施術法としては、足裏や掌の皮膚直下の組織が硬いかそうでないかの違いを施術者が探り、そこに手技で刺激を与えるというものです。
ロミロミとの違い
「ロミロミ」はハワイで古代から医療行為として行っていた癒やしを中心とした施術法です。
「ロミ」とはハワイの言葉で「もむ」という意味です。
ロミロミが現代のように広まったのは、特定の血族者のみが伝承するという規則を緩めたことによります。
ロミロミが広まる以前には、特定の施術者による神殿での儀式や祈りが必須とされていたため、現代のロミロミでも施術者は祈りを捧げることがあります。
実際の施術法としては、施術者が患部を揉む、手かざしをする、温めた石を患部に乗せる、木の棒で押す、ハーブを煎じて飲ませる、などを行います。
しかしながら、伝承されてきたロミロミと現代のロミロミはその施術法やレベルにも様々な違いがあると言われています。
施術法が全く違う
こうしてリフレクソロジー、ロミロミとリンパドレナージュを見てくると、施術法がまったく違うということがいえます。
リンパドレナージュには、人間の健康を阻害するリンパの停滞や老廃物を解消し排出していく、という実際的な目的があります。
症状の根本的な解決に向けて、リンパドレナージュでは、不調の元になるものをしっかり排除していく点で、効果も見えやすいといえます。